みなさん、こんにちは。ミー助です。

本日は、
【九州豪雨の原因の線状降水帯とは?発生しやすい地域や対策・避難方法は?】についてご紹介したいと思います。

最近の大雨による被害で原因となっていると言われている現象『線条降水帯』ですが、今回の2017年7月上旬に起こった九州豪雨で観測史上最悪の大雨で、被害甚大な状況になりました!

今後、恐らく毎年のように猛威を振るう可能性がある線条降水帯について、色々と調べてみました!

では、【九州豪雨の原因の線状降水帯とは?発生しやすい地域や対策・避難方法は?】について、一緒に見ていきましょう!

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九州豪雨の原因の線状降水帯・発生しやすい地域は?

 

①線状降水帯とは?
線状降水帯について、調べてみました!
線状降水帯とは、

『積乱雲が次々と発生し、発達した雨雲がドンドンと列を作っていき、

ほぼ同じ場所を数時間にわたって通過・停滞。そのことで作り出される降水域』

のことを指します!

そのため、通常の雨など比べ物にならないくらいの雨量を誇り、災害レベルの集中豪雨が発生することもあります!
ちなみに、国内では
・2014年 広島市の土砂災害

・2015年 北関東の大洪水
などもこの線状降水帯が発生して関与していました!

今回の北九州の豪雨は、この線状降水帯が原因と言われいますがどのようにして発生したのでしょうか?

色々と調べてみると
現在、日本に停滞している梅雨前線に対して、南の方から非常に湿った大気が流れ込み

その結果、福岡県などの北九州の方に、雨雲が発達していったそうです。

そして、2017年7月5日の正午ぐらいから、線状降水帯になりました。

梅雨前線の影響で、北から南に流れてきた乾いた風の影響で、

線状降水帯の付近は、殆ど動くことができずに、歴史上稀に見る大雨になってしまいました。

 

②線条降水帯の発生しやすい地域

毎年、梅雨時期になると九州の西側の沿岸部に発生しやすいということが分かっています!まず、6月には、沖縄~九州南部に発生しやすく、その後、北上していき九州の西側の沿岸部に出現頻度が高くなります!

この場合、梅雨前線に高度3km付近に「梅雨ジェット」と呼ばれている西寄りの強い風が存在し、下層1kmに暖湿流が南から梅雨前線に入り込みます。

7月以降になると、日本海沿岸部で線条降水帯の発生する率が高くなりやすい傾向があります。2013年の8月9日では、岩手県と秋田県の二県の大雨が、このタイプの線条降水帯に当たります。

2014年に広島を襲った線条降水帯も、2013年の岩手県と秋田県を襲った大雨のタイプである「バックビルディング現象」と呼ばれるタイプと同一のモノです!コレは、風上で連続して積乱雲が発生して、雨が激しく風下で振り続ける現象で、ビルが林立するように風上で積乱雲が並んで見えることを言います。線条降水帯と呼ばれるモノは、大体このパターンが殆どと言われています!

2015年に起こった北関東の大洪水は、鬼怒川の氾濫で起こりましたが、この時の線条降水帯は、はるか東にあった台風17号から流れ込む水蒸気が原因で、線条降水帯の原因となる積乱雲が次々と作られてしまい、とんでもない大参事になったのは、みなさんも記憶にあるでしょう!

 

今回の2017年の7月に起こった九州豪雨の線条降水帯は、梅雨前線に対して湿った暖かい空気が入り込んで積乱雲が徐々に形成され、線条降水帯が発生!その場に押し留まった原因は、日本海側の高気圧と太平洋側の高気圧に挟まれて、停滞した為でその結果、とんでもない局地的な大雨になった。

 

線状降水帯の対策・避難方法は?

 

③線状降水帯の対策
線状降水帯の対策について、調べてみました!

線状降水帯での対策・避難法について、色々と調べてみましたが、あまり情報が見つかりませんでした。
ただ、豪雨などの大雨が主なので、その点を踏まえて、いくつか参考になりそうな点をお伝えしたいと思います。

 

1、「雨」に関する情報をしっかりと確認!
大原則ですが、今後どうなるかわかりませんので、「雨」や防災関係のニュース・情報について、しっかりと確認しなければ、最悪の結果になるのはもうわかり切っていることですよね。

なので、しっかりと情報収集をすることが鉄則!

2、「水」の確保!
最悪の場合、住んでいる地域が断水することも、しばしば。なので、何日か分の生活用水や、飲料水などを確保できているかどうかは、とても大切な事になりますので、お水の確保を意識しましょう!

3、「避難場所」の事前確認!
いざという時に、「どこに避難したらイイの?」とならないためにも、しっかりと事前に周りの避難場所や地理について、下調べしておきましょう!

4、最低でも二人以上で行動!
一人の時だと、何かの不測の事態に何もできなくなったりすることがあるので、二人以上でしっかりと行動することによって、身の安全が一人の時よりも、かなりの確率で安全になります!

5、携帯は必須!

今回の線条降水帯は、道路が冠水して外に逃げることが出来ない状況があったり、避難場所でも命の危険を感じるぐらいの猛威を振るいました!なので、どこでもSOSできるように、携帯で外部に助けを求めることが、その後の成否を左右します!

 

④線条降水帯の避難方法

線条降水帯の避難方法について、調べました!

今回、「1階にいたら、命が無かった」、「一階が海みたい」という被災者の言葉があるように、街が海の様な状態になっていたそうです。本当にトンデモナイ状態です。もし、外に出ようとして、明らかに「まずい!」と感じたら、携帯でSOSを出しながら、少しでも建物の中で高い所に逃げましょう!最低でも、『二階以上』に避難しましょう!

道路が冠水する前に出来る限り、高台の避難場所に避難することが大切です。

 

そして、避難場所以上に大切なのは、絶対に行かない方がイイ場所です!「水で冠水する!」ということは、『川』などの場所に行くと非常に危険という事です。そして、水は当然ですが「高い所から、低い所に流れる!」ということなので、『低い地域』はヤバい!ということなので、『近くに川などの水が無く、高い大地が安定している所!』が、線条降水帯の避難場所にはおすすめでしょう!

高い所だからといって、地盤のゆるい場所だと『土砂崩れ』にあう可能性があるので、逃げる場所はしっかりと選定しないと最悪の結果に陥ることになるので、日頃から自分の地域の情報は把握することが大切ですね♪

 

まとめ

 

今回ご紹介しました【九州豪雨の原因の線状降水帯とは?発生しやすい地域や対策・避難方法は?】はいかがでしたでしょうか?

 

線条降水帯について、色々と調べていると、最近の日本では「どこも安全な地域がない!」と感じたのは、恐らく私だけではないのではないでしょうか?2016年の台風は、予測不能な軌道で動いていました。今回の線条降水帯は、梅雨前線だけでなく、台風の動きや状態にも影響を受けることが今までの発生状況で明らかになっているので、今後、自分の身に起こることと思って、気象情報や地域の避難場所について調べておく必要があると、ミー助は強く感じました!みなさんも、イイ機会なので身の回りの地域の避難場所について、色々と調べてみましょうね♪

 

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以上で
【九州豪雨の原因の線状降水帯とは?発生しやすい地域や対策・避難方法は?】のご紹介を終了します。

 

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