猫を保護しようとした女性に猫が噛みついて、大変な騒ぎになりました!実はマダニから猫を介して、そして人へという流れで「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が感染!大変ショッキングな世界初の騒ぎとなりました!そもそも、この「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」とは何なのか?色々と調べてみました!
それでは、【マダニ感染症による重症熱性血小板減少症候群の症状や原因・潜伏期間は?】について一緒に見ていきましょう!
猫にかまれた重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状や原因・潜伏期間は?
人間に大変な危害を加える恐れがある重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニが保有するウイルスです。
特徴としては、西日本が主な地域で、大体5月~8月に頻発し、好発年齢は60代以上が比較的に多く見受けられる状態です。そして、その大半が農作業や畑仕事、草むしりや山への外出時などに大変多く見受けられ、その数日後に発症しているケースがほとんどだそうです。
①重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状
代表的な重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状として挙げられるのは
・発熱
・筋肉痛
・倦怠感
・腹痛
・下痢や下血
・食欲不振
・リンパ節の腫れ
・吐き気や嘔吐
・白血球&血小板の減少
などの症状が出てきて、この中でも特に多いのが「発熱」と言われていて、かなりの高確率で発熱し、熱は38℃以上になるほどの高熱になる可能性が非常に高いと言われています!このような症状が後述する潜伏期間に出て、思い当たる原因にも当てはまるのなら、素人判断せずに病院などの専門機関に受診しましょう!
②重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因
マダニが原因となる上記のような症状は、後ほど記述する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の潜伏期間を過ぎてから発症したら、要注意です!風邪に似た症状が多いので、軽視されがちですが、潜伏期間を確認して逆算し、その時に原因としての有力な事柄は
・草むらに入った
・山に行った
・農作業や畑仕事をした
などのことを振り返り、もし当てはまるなら、全身の肌、特に「肌を露出していた」部分に『マダニにかまれたような部分』がないかどうか原因を確認し、もしそのような箇所があったら面倒くさがらずにしっかりと病院に受診し、経緯を説明しましょう!
③重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の潜伏期間
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の潜伏期間は、6日~14日ほどと言われています!この期間の間は、特に不具合は現れませんが、この期間を過ぎてから上記に挙げたような症状が現れたら、ただの症状としてでなく、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のことも考慮して、素人判断をせずに、病院に受診することが大切です!
④マダニの予防法
まず、
・マダニの生息場所に行かない!
・マダニに噛まれないようにする!
という事が大前提です。
マダニの生息場所としては、
・草むら
・山
・あぜ道
・民家の裏庭や裏山
・イノシシや野生のウサギ、ねずみ、鹿などの生息地
などで、マダニに噛まれないようにするには、
・首、手や腕、足、肌の露出しやすい箇所を露出しないように処置する
・首にはタオルやハイネックなどで、肌の露出を防ぐ
・袖や裾は、軍手やズボンの衣類の中に仕舞う
・山の中では、草むらの上などに直接座らない
・長袖、長ズボンで腕や脚の露出を極力なくす
などが予防法として大変効果的で、自宅などに戻ったら、上記のマダニが生息していそうな場所に行った場合は、出来るだけ着用していた衣類などは屋外で着替えるようにし、マダニなどが衣類についていたら、ガムテープで除去するのが好ましい!
そして、お風呂やシャワーなどでマダニに噛まれていないかを全身チェックすることが、後悔しないための第一歩となりますので、マダニの生息地に行かれた方は必ずチェックしましょうね♪
そして、マダニによる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のウイルスに対しての有効なワクチンは残念ながらないのが現状とのことなので、できるだけマダニの生息地に行かないことがかなり大切になりますので、日頃から注意しましょう!
まとめ
今回ご紹介しました【マダニ感染症による重症熱性血小板減少症候群の症状や原因・潜伏期間は?】はいかがでしたでしょうか?
①重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状
・発熱
・筋肉痛
・倦怠感
・腹痛
・下痢や下血
・食欲不振
・リンパ節の腫れ
・吐き気や嘔吐
・白血球&血小板の減少
②重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因
・草むらに入った
・山に行った
・農作業や畑仕事をした
などの「マダニが生息していそうな場所」に行っていないか、「マダニに噛まれた跡」がないかを要チェック!
③重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の潜伏期間
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の潜伏期間は、6日~14日
この時期を過ぎてから上記の症状が発症したり、原因となるマダニが生息していそうな場所などに行っていないかなどを必ず思い出したり、調べることがその後の予後に大きく関わる!
④マダニの予防法
・マダニの生息場所に行かない!
・マダニに噛まれないようにする!
ということが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のウイルスに対する有効なワクチンがない状態である現在の最も有効な手立てであることは間違いないでしょう!
最近、大雨や台風、熱中症や猛暑などの自然の猛威にさらされている日本ですが、実は2017年は虫などの病気・感染症などが多発している傾向があるみたいです。ですので、日頃から身の回りがどういった環境なのか?また、自分の身の回りの掃除や整理整頓などのよりよい環境を作っていくことが予防に繋がりますので、みなさん気を付けてくださいね♪
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